雉と熊と不審者と

 

辰野町は何がずるいって、それは勿論

徒歩圏内に駅があることだよね!

本気で悲しくなっちゃうから、「はぁ?」って言わないで(切実・笑)。

 

 

チャリがあれば、どこでも行ける利便性。

チャリがなくても、結構、大丈夫だったりしちゃう。

地元の場合、下手に自転車なんか乗ろうものなら、帰ってこられません。

何せ帰り道は、ほぼ登山だし。

自転車でも徒歩でも、コンビニにもスーパーにも本屋にも行けるクオリティ、

田舎なのに充実してて、切実に羨ましいんだよね〜。

 

「じゃあお前、どんな田舎に住んでんだよ」

と思われるのも、無理からぬこと。

どこへ行くにも、「下山」と呼んで憚りない場所に住んでますよ。

もう駅とか行ってる暇あったら、車で隣町行っちゃう方が早いくらい。

辰野は街灯あるから、すごいと思う。

地元は小、中、高校と、通学路に街灯なんて贅沢なモノはない。

いかにもオバケ出そーな陰気なトンネルの蛍光灯は、年中切れかかっててリアルに怖い。

いざ歩いてみても、出くわすものと言ったら、

 

熊と猿と雉と狐と狸と、不審者。

 

誇張表現じゃなく、これが実話なんですよ。

もう、最後とか何ぞwwな状態ですわな。

高校時代の友人は、高校の近くに自宅があったんですが、

「熊に遭遇するから」って理由でバイク通学OKでした。

私も、不審者には何度か遭遇しましたし、

「校庭に猿がいるから、校舎から出るな」ってな放送があったりしたものですよ。

でも、電車通学の生徒が、通路に鹿が乱入して電車が止まってしまったので、

集団で遅刻してきた、とかいう光景が茶飯事なのは、普通だと思いたい。

 

辰野は「ほたる祭り」なる一大イベントがある上に、

「辰野美術館」なるオサレな建物まであるじゃないですか。

地元、そんなもの、ねーしww

何コレ。同じ田舎なのに、何この差!?(笑)

長野県なんて、どこに行ったって田舎だけど、

いずれ、地元は吸収合併とかで、地図から消えると思います。ご臨終です。

 

5月にも普通に雪が降っちゃう山から来ると、

辰野の夏は、暑いよねー。

それが結構、ネックだったりするんだな、私には。

結局、こういうものって、一長一短なんですかねぇ。

 

 

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